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魔導組合
Wizerds Union
丘の上部には魔法使い達が研究、研鑽を積む魔導組合の建物がひしめく。たいてい白塗りの塔でアクセントに鮮やかな青や赤が塗られている。
白が基調とされるのは清潔さを表す色であることと、汚れや汚染を即座に発見できるからである。 世界で最も多くの力ある魔法使い達が存在する場所であり、死者ですらも生き返ると只人たちは噂している。
大病をした只人やその家族が遠方から力ある魔法使いの助力を願って長旅の末に尋ねてくることも多い。
魔導組合は魔法使いの互助を目的とする組織として二百年ほど前に発足したが現在は世界でも魔法使いが非常に多く在籍することから魔法使いがいない、もしくは地元の魔法使いや冒険者組合の力が足りない困難な案件を解決するために魔法使いを派遣したり紹介するための組織となっている。
また衛生魔法の一大開発拠点でもあり、血の呪いと呼ばれる魔素干渉因子が生み出す毒を克服するための研究や日常的に使用するための衛生魔法もここで生み出された。
現在は三人の極位魔法使いが中心となりこの魔導組合を運営している。
【魔導組合】は一人前の魔法使いとしての資格試験も執り行っている。
島は一定以上の実力のある魔法使いを島の外に依頼を受けて派遣することも多いが、島の外に出る許可を得るには【試しの儀】と呼ばれる儀式に参加しなくてはならない。
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