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魔素について
Maphons
【魔素】は前述の通り【魔素干渉因子】を持つものが発した音で起動し、音の波の形によって命令を理解する。
魔素】は受諾した命令に沿って周囲の環境に影響を及ぼす。
大気に干渉して風を起こしたり重力の影響を阻害して物体を浮かせたり、複雑な可燃物を生成して業火を巻き起こしたり、それらを複合的に使用することでより広範囲に影響を及ぼしたりすることも可能。
魔素は魔法使いや魔物の持つ【魔素干渉因子】に反応して励起し、命令を受け付ける待機状態となる。体内の【魔素干渉因子】の数により干渉できる(励起させられる)魔素の数が決まる。
また【魔素干渉因子】が一度に干渉、励起させることのできる魔素の量が決まっている。魔法を一度使えば、その干渉を行なった自分の【魔素干渉因子】が干渉力を回復するまで、魔法を連続して使うことはできない。
大戦争の前には世界中の大気に満ち満ちていたが、現在は戦争の余波もあり魔素の絶対数は大幅に減少した。 しかしそれでも現人類にとっては十分すぎるほど強力かつ便利であり、使い方によっては凶悪である。
またかつての人口密集地や戦争の被害を逃れた地は魔素の濃度が濃いといわれている。逆に一部の海などのかつての戦争で大地が消失した地域には魔素が少なく強力な魔法使いでなくては船舶の航行がうまくいかないとされる。
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